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アメリカだと、転職する回数が多いというのはどんどんキャリアチェンジをしている証拠として、プラスに取ってもらえることがあります。
一方で日本というのは、ご存知の通り、根強い終身雇用制度が残っており、「一度働き始めた会社で最後まで働く」というのが美徳とされてきました。
コロナ以降少しはその状況が緩和されてきて、転職をする人が増えてはきていますが、それはまだまだマイノリティ。
マジョリティは、転職を良しとしない人が非常に多いです。
そんな中、転職を繰り返してしまう人がいます。
その会社でどうしても続かずに辞めて、を繰り返して20代のうちに5回も10回も職場を転々としてしまうという人もいます。
転職するから悪ということではありませんが、先ほど申し上げた通り、良い印象を抱かれないのが現実です。
転職回数が増えてくると、一つ問題が生まれてきます。
転職時に転職回数について突っ込んで質問されてしまうという点です。
面接官から「それでは簡単に自己紹介をお願いします」と言われると一気に緊張感がましてしまいます。
なんとなく負い目を感じてしまいます。
なぜなら、転職した理由を一貫性があるものとして伝えないといけないからです。
転職した理由が、仮に本当だったとしても、会社の悪口を言ってはいけませんし、不平不満を漏らして、だから退職したと纏めても印象は最悪になってしまいます。
では、転職回数が多い場合は、最悪の印象を回避するにはどのようにすればよいのでしょうか?
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職務経歴を全ていう必要はない
結論から言えば、職務経歴を全ていう必要はないということに、冒頭で気づいてしまえば良いということです。
これまでの職務経歴は、全部言わなくても面接といのは成立します。
別に全ての転職理由を知りたいというわけではないからです。
基本的には、これまでの経験からどういうスキル・能力を身につけたのかを説明できれば問題ありません。
なぜなら、面接官の真意は、あなたが自社に来たときにどのような活躍をしてくれそうか?問題などを起こしそうな社員ではないかを見極めるのが目的だからです。
その目的が果たされるのであれば、全ての転職理由が答えられていなかったとしても全く問題がないのです。
大事なことは、応募先の企業にとって、自分の売りは何で、どのような活躍をすることができるという点をしっかりとアピールすることです。
さらに言えば、転職回数が多いのはそれだけチャレンジしているという証でもありますし、営業ならば物怖じせずに飛び込んでいけると伝えることもできます。
全ては捉え方です。
転職回数が多くても凹む必要はありません。堂々と自信を持って取り組めばいいのです。